クローズアップレンズのNo.3は3倍?58mmの意味と、近づける距離を見よう

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小さな花をもう少し大きく写したくて、カメラを前へ。あと少し、と思ったところで、ピントが合わなくなる。

近付いたのに、ぼやけた。ここでもう一歩前へ行くより、レンズがどこまで寄れるかを見るのが先なんだね。

その近接撮影を補助する候補が、撮影レンズの前へ取り付けるクローズアップレンズです。今回はケンコーの「MCクローズアップ NEO No.3」を例に、番号、フィルター径、被写体までの距離を分けて見ていきます。

No.3と書いてあっても、どのレンズでも必ず3倍の大きさで写る、という意味にはしません。58mmも、被写体まで5.8cmという距離ではなく、取り付けるフィルターの径です。

数字が二つ並ぶと、どちらが何なのか迷うよね。でも分ければ、選ぶ順番ができます。まず、何をどのくらい近くから撮りたいか。次に、手元の撮影レンズへ取り付けられるか。そのあと、ピントを合わせて撮る準備へ進もう。

目次

No.3は3倍の約束ではないよ。約20〜33cmは、どこから測る距離?

今回のMCクローズアップ NEO No.3は、ケンコーの公式商品情報で、レンズ先端から約20〜33cmの撮影が可能になる、と紹介されています。

おっ、20cmくらいまで寄れるの? と思ったら、ここからもう一つ確認しよう。この距離は目安で、使う撮影レンズによって差があり、装着したままでは遠くへピントが合わないという注意も付いています。

「20〜33cmのどこでも、何を付けても同じように写る」と受け取らないこと。商品名の数字と、撮影できる範囲と、写る大きさは、一つの数字へまとめられません。

そして距離を測る位置。ここ、購入前に知っておくと話がぐっと分かりやすくなるところです。

ケンコーの解説は、交換レンズの最短撮影距離を、カメラの撮像素子面から被写体までの距離と説明しています。一方、クローズアップレンズの商品で示す撮影距離は、被写体からレンズ先端までです。

カメラの中の基準面から測る距離と、レンズの前から測る距離。スタートする場所が違うんだね!

たとえば、撮影レンズの仕様に最短撮影距離30cm、クローズアップ側の説明にレンズ先端から約20〜33cmとあっても、その二つだけを引き算して「必ず10cm多く寄れる」とは計算できません。測る位置がそろっていないためです。

レンズが長いほど、この位置の違いも見た目に大きくなります。定規を被写体へ置くときも、どの面からの数値を見ているかをそろえよう。レンズの鏡筒を対象へ当てたり、花を押したりして距離を詰める必要はありません。

ズームレンズへ取り付けた場合、メーカーは接写中にズームできることも特徴に挙げています。距離を詰めることだけで大きさを調整しようとせず、ズーム側の画角も見られるんだね。ただし、ズームを動かしたあとも同じ場所へピントが合っていると決めず、画面で見直します。距離、ズーム、焦点を一度に変えるより、一つ動かして一枚確認するほうが、変わったところを追いやすくなります。

番号については、メーカーはクローズアップレンズの数値が大きいほど倍率が高くなる、と説明しています。ただし、No.3を3倍、No.4を4倍と、撮影結果の一定倍率へそのまま変換する案内ではありません。

撮りたいのが、花全体なのか、花の一部分なのかでも、必要な大きさは違います。花を丸ごと画面へ入れたいのに、寄れる番号が大きいことだけを優先すると、欲しい画角と合わないかもしれないね。

まず手元の撮影レンズの型番を調べ、最短撮影距離を確認する。それから、どの部分を大きくしたいかを決める。メーカーは選び方の目安として、最短撮影距離が約1mの望遠ズームにはNo.1〜3、30cm以下の標準ズームにはNo.3〜5を紹介しています。どれでも同じ番号を買うより、元のレンズと一組で考えよう。

近接撮影の候補、MCクローズアップ NEO No.3の58mmを確認する

58mmは焦点距離じゃない。前枠の径と、商品名の番号を一つずつ合わせよう

商品名の「No.3」が分かったら、次は58mmです。

ここで撮影レンズの焦点距離を見て「50mmに近いから58mmでいい」と決めないでね。58mmは、この商品のフィルター径。レンズ前面へ取り付けるねじ込み部分の大きさを合わせるための数値です。

焦点距離とフィルター径は、たまたま同じ単位のmmを使っていても別の項目です。ズームレンズの18〜55mmという表示を見つけても、それをフィルター径として選ぶことはできません。

手元のレンズの前枠や仕様表で、フィルター径の項目を探そう。数値が見つからないときは、カメラ本体だけの型番より、そのとき取り付けている撮影レンズの型番を確認します。同じカメラへ交換できるレンズでも、前面の径が全部同じとは限らないからです。

MCクローズアップ NEO No.3の公式なサイズ展開は、49、52、55、58、62、67、72、77、82mm。No.3という近接撮影用の種類は同じでも、取り付け径の違う商品が並びます。

たとえば、フィルター径が58mmだと仕様で確認できた撮影レンズへ、まず同じ58mmの商品を候補にする。一方、49mmなら、58mmの写真が魅力的に見えても、そのまま同径としては選ばない。番号を選ぶことと、径を選ぶことを二段階に分けると、買い間違いを減らせます。

今回の58mm・No.3のJANコードは4961607458198です。メーカーの商品ページは、末尾が別サイズのJANになっていても、ページ内にサイズ別の仕様表があります。URLの末尾だけで58mmだと判断せず、表の58mmの行を見てください。

見る項目 今回の候補
メーカー ケンコー・トキナー
製品名 MCクローズアップ NEO No.3
フィルター径 58mm
JANコード 4961607458198
撮影距離の案内 レンズ先端から約20〜33cm、使用レンズにより差あり
装着中の注意 遠くにはピントが合わない

ガラス面には両面マルチコートを施し、反射を抑えるというメーカーの説明もあります。ただし、照明や窓の映り込みが全部消えるという意味にはしません。光を当てる方向や画角を見ながら、小物の形を残す条件を探す部分は撮影側に残ります。

似た名前で、ACクローズアップレンズ、No.1、No.2、No.4も出てきます。ブランドが同じ、枠が黒い、というだけで同一製品にはしないでね。レンズの種類、番号、径までそろえてから、価格や送料を比べます。

「58mm」と「No.3」の二つに丸を付け、そのあとJANを照合する。この順番なら、検索結果に違う番号の品が混ざっても、自分が探していたものへ戻れます。

フィルター径58mm・No.3・JANを合わせて販売先を探す

近づいて撮るなら、ピントの面も狭くなる。固定して、見せたい部分を決めよう

取り付けられることが分かったら、いよいよ撮る準備です。

クローズアップレンズを付けると、より近くのものを大きく写す表現が候補になります。一方で、メーカーの使い方の解説は、ピントが合う範囲が狭くなることも説明しています。

花の手前側には合っているのに、奥の花びらはぼける。そんなとき、写真全体へピントが合わないから失敗だと決める前に、どの部分を見せたかったかへ戻ろう。

一枚の中で、花びらの縁を見せたいのか、中心の形を見せたいのか。見せたいところを選ぶと、焦点を置く場所を決めやすくなります。小さなものを大きく写せることと、そのものの手前から奥まで全部くっきり写ることは、同じではないんです。

ケンコーは、カメラを三脚で固定することを勧めています。近くを大きく写すときは、手元のわずかな前後移動も、合う場所をずらす要因になります。被写体を置ける場所と、カメラを安定して置ける場所を先に作ろう。

机の上なら、動かない小物から始めるのも一つの方法です。最初から風で揺れる花へ行くより、何を変えたらピントが変わるかを見分けやすくなります。これは練習する対象の提案で、特定の組み合わせの実写結果ではありません。

固定したら、画面のどこを見ているかを決めます。小物の模様を一つ選び、その輪郭に注目する。同じ場所を見たまま条件を一つ変えると、さっきの写真との比較もしやすいよね。

ピントが合う範囲を広くしたい場合、メーカーは絞り値を大きくする方法も案内しています。背景を大きくぼかしたい写真と、奥行きのある形を見せたい写真では、選ぶ絞りが変わります。

ただし、絞りの値だけを変えて、明るさやシャッター速度まで何も変わらないとは考えないこと。撮影モードや光の状態で、カメラが選ぶ条件は違います。画面上の露出の表示も一緒に見て、暗い場所で手持ちのまま無理に続けないようにしよう。

商品情報には、クローズアップレンズには露出倍数がかからないという説明があります。これは、その仕組みの特徴です。「装着したらどんな光でも速いシャッターで撮れる」「手ぶれしない」という保証にはならないところを分けておこう。

メーカーの解説にはマニュアルフォーカスという選択肢もあります。カメラや撮影レンズ側での切替方法は、その製品の説明書へ。自分の機材の設定を確かめてから、距離と焦点を調整します。

まず一枚、焦点を置いた部分を拡大して見直そう。花を撮ったから全部が同じ鮮明さになるはず、と期待せず、見せたかったところが残っているかを見る。この一枚の確認を挟むと、次に距離を変えるのか、絞りを変えるのかを考えられます。

小物や花の近接撮影へ、No.3・58mmの候補を見る

最初から重ねなくていい。遠景へ戻るときと、注文する前の確認まで

もっと寄れるなら、二枚付けたらもっと楽しい?

メーカーは重ね付け自体を可能とし、No.1とNo.3でNo.4相当、No.2とNo.3でNo.5相当になる例を紹介しています。ただ、最初の購入から二枚そろえることを必須にはしなくて大丈夫。

まず一枚で、どの距離で合うか、どの部分を写せるかを見るほうが、元の撮影レンズとの関係を確かめやすくなります。二枚を一度に付けて予想と違うと、一枚のときにどうだったかを比べる段階まで飛ばしてしまうからです。

重ね付けには条件もあります。公式の解説は画質が低下する場合を、商品ページは枠が厚くなり画面の四隅へ暗い影が出る場合を挙げています。足せることと、どの画角でも影響がないことは別なんだね。

すでに保護用や特殊効果のフィルターを付けている人も、厚みが増える組み合わせとして見ます。製品の案内と手元の状態を確かめ、無理に締め込んだり、合わないねじを押し付けたりする使い方は避けよう。

また、近くの小物を撮ったあと、窓の外の景色へカメラを向ける場面を考えてみて。装着したままでは遠くにピントが合わない、と公式に案内されています。

ここで「急に故障した?」と慌てるより、クローズアップレンズを付けているかを先に見る。近接撮影を終えて遠くを撮るなら、通常の撮影へ戻す準備をします。撮影する距離が変わったことを、自分でも意識したいところです。

外すときは、落とさず扱える場所で。旅先なら、細かい部品を置く場所がないまま立って交換するより、安全に手を動かせる場所を選ぼう。撮りたいものが近いか遠いかで、付けたまま一日過ごす道具とは使い方が違います。

今回確認した楽天の販売先は、MCクローズアップ NEO No.3、58mm、JAN4961607458198の商品を掲載しています。購入時には、その一枚の径と番号を確認し、別サイズやセット内容へ取り違えないように見てね。

メーカーの直営サイトと楽天の販売先は、在庫や価格、配送条件を同じものとして扱いません。商品名に即配などの表記があっても、注文時の在庫と発送予定を確かめます。撮影日に間に合うことまで、名前だけで決めないようにしよう。

手元の撮影レンズがもともと近くまで寄れる場合は、今ある機材でどこまで写せるかも先に試せます。必ず買い足すところから始めなくてもいいんです。最短撮影距離と、今撮れる写真を見て、さらに欲しい近さがあるか考えよう。

この記事で確認したのは公式の説明と仕様で、実写の試用レビューではありません。出典は、ケンコーの使いこなし解説、No.3の公式商品情報、58mmの公式販売情報です。

「もっと寄りたい」が、ただカメラを前へ押す話から、レンズと距離を選ぶ話へ変わりました。

小さな模様を一つ選ぼう。その前に立つ距離と、取り付ける径を確かめて、最初の一枚へ。近付いた先で何を見せたいかが決まると、道具の数字も選ぶための手掛かりになるよ。

No.3と58mmを確かめて、MCクローズアップ NEOの販売条件を見る

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