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EOS R50で撮影に出かけるとき、「バッテリー1個で何枚くらい撮れるのだろう」と気になりますよね。予備のバッテリーを持っていくか決めるにも、目安の数字を知っておくと便利です。
この記事では、キヤノンの「EOS R50 主な仕様」(製品マニュアル)と、キヤノンのQ&A「EOS R50 バッテリーの持ち(静止画撮影可能枚数/動画撮影可能時間の目安)」だけをもとに、バッテリーの目安を整理しました。
※数値はすべてキヤノンが示す目安です。撮影環境により、撮影可能枚数は大きく変動することがある、とされています。
EOS R50のバッテリーの基本
使うバッテリーはLP-E17
主な仕様では、EOS R50の対応バッテリーパックはLP-E17で、使用個数は1個とされています。
| 項目 | 主な仕様の記載 |
|---|---|
| 対応バッテリーパック | LP-E17 |
| 使用個数 | 1個 |
| バッテリーチェック | 電源スイッチONで自動バッテリーチェック、4段階表示 |
| バッテリー残容量 | マーク4段階 |
| 撮影回数 | 非対応 |
| 劣化度 | 3段階 |
電源のつなぎ方
主な仕様では、USB充電・給電にはUSB電源アダプターPD-E1を使用し、AC電源はACアダプターAC-E6NとDCカプラーDR-E18の組み合わせ、とされています。デジタル端子はUSB Type-Cで、用途として「パソコン/スマートフォン通信用」と「USB充電/給電用」が挙げられています。
| 電源 | 使うもの |
|---|---|
| バッテリー | LP-E17(1個) |
| USB充電・給電 | USB電源アダプター PD-E1 |
| AC電源 | ACアダプター AC-E6N + DCカプラー DR-E18 |
バッテリーの3つの目安
キヤノンの数字は、新品・フル充電のLP-E17を使用したときの目安です。ここでは、静止画の撮影可能枚数、動作可能時間、動画撮影可能時間の3つに分けて見ていきます。
1. 静止画の撮影可能枚数
温度23℃のときの撮影可能枚数は、次のとおりです。
| 撮影方法 | ストロボ50%使用・なめらかさ優先 | ストロボ50%使用・省電力優先 | AE撮影・省電力優先 |
|---|---|---|---|
| ファインダー撮影 | 約230枚 | 約310枚 | 約320枚 |
| モニター撮影 | 約370枚 | 約440枚 | 約450枚 |
Q&Aでは、「ストロボ50%使用・省電力優先」の値がCIPA規格準拠、そのほかはCIPA規格を基準にした当社測定条件、とされています。
この表からわかるのは、同じ条件ならモニター撮影のほうがファインダー撮影より多く撮れること、そして「なめらかさ優先」より「省電力優先」のほうが多く撮れることです。CIPA規格準拠の値で比べると、モニター撮影(約440枚)はファインダー撮影(約310枚)より約130枚多い計算です。
2. 動作可能時間
静止画以外の動作可能時間も示されています。
| 使用条件 | 温度 | 時間 |
|---|---|---|
| バルブ撮影可能時間 | 23℃ | 約2時間50分 |
| ライブビュー撮影可能時間(モニター使用時) | 23℃ | 約3時間0分 |
| 動画再生可能時間(4K・IPB(標準)・29.97fps/25.00fps) | 23℃ | 約3時間0分 |
3. 動画撮影可能時間
動画サーボAFを「しない」にしたときの動画撮影可能時間は、次のとおりです。
| 動画記録サイズ | 23℃ | 0℃ |
|---|---|---|
| 4K・IPB(標準)・29.97fps/25.00fps | 約1時間0分 | 約1時間0分 |
| フルHD・IPB(標準)・29.97fps/25.00fps | 約2時間0分 | 約2時間0分 |
4KはフルHDの半分ほどの時間という目安です。また、どちらも23℃と0℃で同じ時間が示されています。
3つの目安のまとめ
| 目安 | 主な値(23℃) |
|---|---|
| 1. 静止画の撮影可能枚数(CIPA規格準拠) | ファインダー撮影 約310枚、モニター撮影 約440枚 |
| 2. 動作可能時間 | ライブビュー撮影 約3時間0分、バルブ撮影 約2時間50分 |
| 3. 動画撮影可能時間 | 4K 約1時間0分、フルHD 約2時間0分 |
枚数が少なくなることがある場面
アクセサリーを付けたとき
主な仕様とQ&Aでは、マルチアクセサリーシュー対応のアクセサリー装着時は、カメラからアクセサリーに給電が行われるため、撮影可能枚数が少なくなることがある、とされています。たとえば主な仕様では、マルチアクセサリーシュー対応の指向性ステレオマイクロホンDM-E1Dに対応しているとされています。
撮影環境によって変わる
どちらの資料でも、撮影環境により撮影可能枚数が大きく変動することがある、と注意書きがあります。表の数字は、あくまで目安として見ておきましょう。
動作温度
主な仕様では、動作温度は0〜+40℃、動作湿度は85%以下とされています。
メモリーカードの目安もあわせて
バッテリーとあわせて、メモリーカードに何枚記録できるかも見ておくと、持ち物を決めやすくなります。
32GBカードに記録できる枚数
主な仕様では、キヤノン試験基準32GBカード使用時の撮影可能枚数として、次の値が示されています(いちばん大きい記録画質の値)。
| 記録画質 | ファイルサイズ | 撮影可能枚数 |
|---|---|---|
| JPEG | 約8.7MB | 約3,510枚 |
| HEIF | 約9.1MB | 約3,360枚 |
| RAW | 約27.0MB | 約1,140枚 |
| RAW+JPEG | 約27.0+8.7MB | 約860枚 |
32GBカードにJPEGで約3,510枚という値は、バッテリー1個の撮影可能枚数(モニター撮影で約440枚)よりずっと多い値です。
動画の総記録時間
主な仕様では、HDR PQ:OFFのときの動画のカードごとの総記録時間も示されています。
| 動画記録サイズ | 32GB | 128GB |
|---|---|---|
| 4K UHD・29.97fps・IPB(標準) | 約35分 | 約2時間21分 |
| フルHD・29.97fps・IPB(標準) | 約2時間20分 | 約9時間23分 |
バッテリーとカードの組み合わせを考える
ここまでの数字を組み合わせると、持ち物を考える目安になります。たとえば4K・29.97fps・IPB(標準)の場合、バッテリー1個の動画撮影可能時間は約1時間0分、32GBカードの総記録時間は約35分です。この組み合わせでは、バッテリーより先にカードの容量がいっぱいになる計算です。
一方、128GBカードの総記録時間は約2時間21分なので、バッテリー1個の約1時間0分よりも長くなります。128GBカードで4K動画を約2時間撮りたい場合は、計算上、バッテリーが2個分ほど必要になります。
フルHD・29.97fps・IPB(標準)なら、バッテリー1個で約2時間0分、32GBカードで約2時間20分です。この場合は、バッテリーとカードがほぼ同じくらいの時間になる計算です。
なお、主な仕様では、1回の上限時間を超えた場合は動画記録が停止する、とされています。長く撮るときは、この点も覚えておきましょう。
HDR PQをONにしたとき
主な仕様では、HDR PQ:ONのときの総記録時間も別に示されています。4K UHD・29.97fps・IPB(標準)の場合、32GBカードで約25分、128GBカードで約1時間40分です。HDR PQ:OFFのとき(32GBで約35分、128GBで約2時間21分)より短くなっています。映像ビットレートも、OFFの約120Mbpsに対して、ONでは約170Mbpsとされています。
動画に必要なカード
主な仕様では、4K UHD(29.97fps)のIPB(標準)にはUHSスピードクラス3以上のSDカードが必要とされています。記録媒体はSD / SDHC / SDXCメモリーカードで、UHS-Iに対応したシングルスロットです。
EOS R50の主な仕様もおさらい
撮像素子と画素数
主な仕様では、EOS R50の撮像素子はAPS-CサイズCMOSセンサー(約22.3×14.9mm)で、有効画素数は最大約2420万画素です。レンズ焦点距離は、レンズ表記焦点距離の約1.6倍に相当するとされています。レンズマウントはキヤノンRFマウントで、RF-Sレンズを含むRFレンズ群を使えます。マウントアダプターEF-EOS R使用時は、EF / EF-Sレンズも使用可能(EF-Mレンズを除く)とされています。
連続撮影
主な仕様では、連続撮影速度として電子先幕で約12コマ/秒、電子シャッターで約15コマ/秒が示されています。連続撮影速度が低下せずに撮影可能な枚数(連続撮影可能枚数)は、撮影条件により異なる、とされています。
大きさ
主な仕様では、大きさ(幅×高さ×奥行)は約116.3×85.5×68.8mm(CIPAガイドラインによる)です。外観色はブラックとホワイトがあり、質量はバッテリーとメモリーカードを含めてブラックが約375g、ホワイトが約376gとされています。
EOS R50のバッテリーのよくある質問
ファインダーとモニター、どちらが多く撮れる?
キヤノンの目安では、同じ条件ならモニター撮影のほうが多く撮れます。CIPA規格準拠の値では、ファインダー撮影が約310枚、モニター撮影が約440枚です。
本体の重さは?
主な仕様では、ブラックの質量は、バッテリーとメモリーカードを含めて約375g、本体のみで約328gです。
バッテリーの残りはどう見る?
主な仕様では、電源スイッチONで自動バッテリーチェックが行われ、4段階で表示されるとされています。
寒いところでも動画は撮れる?
Q&Aの動画撮影可能時間の目安では、4K・フルHDのどちらも、23℃と0℃で同じ時間(4Kで約1時間0分、フルHDで約2時間0分)が示されています。主な仕様の動作温度は0〜+40℃です。
USBで充電できる?
主な仕様では、デジタル端子(USB Type-C)の用途に「USB充電/給電用」があり、USB充電・給電にはUSB電源アダプターPD-E1を使用するとされています。
EOS R50のバッテリーの3つの目安を知ろう
EOS R50のバッテリーLP-E17は、キヤノンの目安(23℃、CIPA規格準拠)でファインダー撮影約310枚、モニター撮影約440枚です。動画は4Kで約1時間0分、フルHDで約2時間0分が目安です。
撮影する枚数や時間に合わせて、予備のバッテリーを持っていくか考えてみてください。